Mori-Ôgai-Gedenkstätte Berlin / ベルリン森鷗外記念館・ベアーテ・ヴォンデ

Weihnachtsrätsel des Tagesspiegels

Weihnachtsrätsel des Tagesspiegels, 24. Dezember 2014, S. 27

Weihnachtsrätsel 24122014

ターゲスシュピーゲル紙・クリスマスクイズ号に森鷗外登場

2014年12月24日、クリスマスイブの日に、ベルリンで知識のある人たちに最も読まれているターゲスシュピーゲル紙の毎年恒例のクリスマスクイズ号が、今年は『Zu Hause in zwei Welten(二つの世界を背負って)』というテーマで刊行されました。自国の文化とドイツの文化の橋渡しに貢献した10人の著名人がクイズとして紹介され、読者はそれぞれの記事が誰について扱っている文なのか推測するという趣旨でした。5番目には、アフリカで医療と伝導に貢献したアルバート・シュヴァイツァー、そして6番目には画家のポール・ゴーギャンと続き、8番目のクイズとしては、森鷗外が、「多方面に関心のある男」として紹介されました。また、鴎外の次にはロシアとドイツを結ぶエカチェリーナ2世が紹介されました。また、記事に登場するイラストには鴎外と思しき人物の後ろ姿が描かれています。この記事について知ったのは、1月に、この記事のために森鷗外記念館を訪ねて来てくれたドイツ人の訪問客がいたからでした。これは、森鷗外記念館の30年間の運営が少なくとも一つの事をもたらした、ということを示しています。森鷗外が誰であったか。それは、少なくとも知的パズルを解くようなドイツ人の基本的な知識となっているということです。これは30年前には考えられないことでした。

以下記事より

「彼らは二つの文化を背負っていました、故郷でくらし、またここでも暮しました。持っている知識を広め、世界を更に明瞭に、そして豊かにもしました。」

「彼の本来の職業を考えれば、このお尋ね者がドイツで、そして母国で、全く違う分野でこんなに著名になるとは誰も思いもよらなかったことでしょう。彼はまだ若いこの振興の帝国の首都に、専門的な教育を受けるためにやってきました。彼の故郷はちょうど、近代化のまっただ中にありましたので、広い世界を見て、学んで廻るのは悪くないことでした。彼は滞在中に多くの場所を訪れ、多くを吸収し、そしてこの受け入れ国の文化に夢中になりました。彼は母国では軍人としてキャリアを積むことになるのですが、全く他の分野で先導的な地位につくため、軍隊のキャリアをすぐに(後からになってですが/ベアテ註)辞めることになります。彼は任期中から執筆を始め、また、ドイツの文学を母国語に翻訳するという作業にも大いに貢献しました。彼の教育を考えればまったく変わった成り行きです。著名な作家の翻訳作品は、今日でも彼の母国では認知されています。彼は特にその作家名で知られており、齢60にして母国で亡くなりました。」


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